〔復刻版〕蓬莱電鉄の車両(2)明治時代の生き残り!古典二軸客車

前回に引き続き、蓬莱電鉄の車両のご紹介です。

弊社に所属する2両の二軸客車のうち、残りの1両です。


こちらはおそらく明治時代に国が導入し、いくつかの私鉄を経てうちに辿り着いたシーラカンス的車両。
予備車として通勤通学時間帯の増結用などでしか見られませんが、まだ現役で稼働している貴重な存在です。
一部のマニアには熱烈な視線を浴びており、のちに大きな博物館に引き取られ、当時の姿に戻されて展示されることになる・・・

――という、ありがちなストーリーも出来上がってます。(笑)





今回の種車は薄緑の車両。
マイクロエースが以前発売した「1号機関車」の増結用客車です。




明治時代の古典的な5コンパートメント客車。
側面に5つの扉があり、それぞれが個室になっている構造で、この時代によく見られたタイプですね。
さすがにこのまま塗り替えて使うわけにいきません。




この車両の分解には手こずりました。
なんと、屋根板と側面ガラスが一体で、透明成形されたものに屋根部分だけ黒塗装してあります。
こんな構造見たことない!




床板も何とか外すことができ、加工開始です。




まずは、側面のモールドを削り、まっ平にします。
側面に5つも扉は要りませんので。




削り終えて、側面がツルツルに。
室内のコンパートメントの仕切りも切り取りました。
(奥のは未施工)



側面に、Pカッターでスジ彫りし、2か所の扉(両端に小窓1つ残した位置)と窓下の板張りを表現。
元々は明治時代のコンパートメント車で、今は仕切りがなくなって2扉になっているが、窓割に当時の面影を残している・・・昭和30年代まで東北の松尾鉱業鉄道で活躍した車両をイメージしてます。




シル・ヘッダー(窓並びの上下に貼りつけられる帯状の板)も表現し、だいぶ雰囲気が変わってきましたよ~。



当時は薄いプラ板を持ってませんでしたので、GMキットのシールの端を切り出して貼り付け、シルヘッダーとしたのでした。




ついでに、窓の縦桟の太い所にもシールを貼り付けました。



そして一気に塗装・ウェザリングして完成~!
(塗装の過程は撮影し忘れ・・・)




乾いたジョイント音を響かせ、田舎町を走る客車列車。




夕陽を受けて陰影が映える。
スジ彫りは効果的だったようです。



こんど、こいつらもステージワンに連れて行って走らせたいな。




<オマケ>






もう1両は、明治時代の姿のまま廃車体の倉庫となってます・・・。
ガラスパーツをつけた上からウェザリングのスプレーを吹き付けられて、ちょっと可哀そう・・・(?)


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プロフィール

蓬莱電鉄

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福岡県の古賀を起点に活動している電車・バス好きのおじさん。
「蓬莱さん」と呼ばれることが多いです。

おもに近所での撮り鉄や鉄道模型(N)の加工を気ままに楽しんでおります。

Yahoo!ブログサービス終了に伴い、2019年6月1日からFC2ブログに引っ越ししてきました。

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